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お役立ちコラム Column

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トコジラミ被害の原因と対策

拡大するトコジラミ被害
 国内では2000年頃、特に新型コロナウイルス感染症が第五類に移行して以降、国内外の旅行者が増加したこともあり、トコジラミ(ナンキンムシ)の発生と被害が増加しております。海外では韓国やフランスなどで報告が多く上がっております。

トコジラミとは?
 改めて、「トコジラミ」とは分類上はカメムシの仲間です。体系は丸型・扁平で色は褐色、人やペットから吸血をします。刺された人は強いかゆみを覚えます。メスは1日5-6個程度の卵を産み、2週間もすると幼虫に、1-2ヶ月で成虫になります。成虫は3- 4ヶ月し、その間、幼虫も成虫もメスもオスも吸血します。メスは生涯に200-500個も産卵しますので、早い速度で被害が拡大します。吸血しなくても1年近く生きていることがあり、長く使用していなかった部屋でも使用の再開後、被害を受けることがあります。

なぜ、近年になり発生被害が拡大したの?
 被害拡大の要因は複数あると言われます。「近年の人・物の世界規模での交流」、「海外旅行、ビジネス出張の増加」、「一度国内ではいなくなったことで駆除のノウハウが消失したこと」、「薬剤に耐性を持つ種が出てきたこと」などが挙げられています。

どんなところにいるの? 対策は?
 トコジラミは潜伏場所の付近に黒い点々とした排泄物(血糞)を出します。これが発見の目印になります。見つかった場合は、そのベッドなどを分解し、薬剤で駆除します。併せてベッド周りの家具、電気製品、壁の絵、カーテンなども丁寧に調べ駆除あるいは廃棄します。シーツ類はビニール袋に入れ固く縛り、他のものと区別します。
 対策は、やはり経験豊富な防除業者に依頼する必要があります。被害を受けた部屋を徹底的に調査します。このような調査・駆除は周囲の部屋、出来れば同一フロアすべての部屋で実施する必要があります。

    参考:公益社団法人 日本ペストコントロール協会「トコジラミQ&A」

 当社ではトコジラミに限らずネズミや害虫の駆除といったサービスも取り扱っております。
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