お役立ちコラム Column
ビル管理コストは削減できる?見直すべき3つのポイント

~ ビル管理費が年々高くなっていませんか? ~
ビルオーナー様からよくいただくご相談の一つが、「管理コストを見直したい」というものです。
電気料金や人件費の上昇により、近年はビル管理にかかる費用も増加傾向にあります。しかし、管理コストの増加をそのまま受け入れる必要はありません。
重要なのは「安くすること」ではなく、「適正化すること」です。
実際に当社がご相談を受けたケースでも、
・不要な作業が継続されていた
・清掃頻度が実態と合っていなかった
・複数業者への発注で管理が非効率になっていた
などの理由により、品質を維持しながらコスト削減に成功した事例があります。
今回は、ビル管理コストを見直す際に確認したい3つのポイントをご紹介します。
~ ビル管理コストの内訳を把握する ~
■ 管理費の内訳を理解することが第一歩
管理費を見直す際に最初に行うべきことは、現在の契約内容を把握することです。
ビル管理費には一般的に、
・日常清掃
・定期清掃
・設備点検
・消防設備点検
・給排水設備管理
・植栽管理
・廃棄物処理
などが含まれています。
契約書や見積書を確認すると、「一式」という表記になっている場合がありますが、実際には細かい業務が積み上がっています。
まずは何にどれだけの費用がかかっているのかを把握することが重要です。
~ 見直しポイント① 清掃頻度は適切か ~
■利用状況に合った清掃計画になっているか
清掃業務は管理費の中でも大きな割合を占めます。
しかし、建物によって利用状況は大きく異なります。
例えば、
・来館者数が少ないオフィスビル
・テナント数が減少したビル
・利用時間が限定される施設
では、以前と同じ清掃頻度が必要とは限りません。
反対に、人の出入りが増えている場合は、清掃頻度を増やした方が結果的に資産価値維持につながることもあります。
重要なのは「回数」ではなく「適正な頻度」です。
~ 見直しポイント② 設備管理の内容を精査する ~
■ 必要以上の点検が行われていないか
設備管理は安全性に直結するため軽視できません。
しかし、
・重複した点検
・利用頻度の低い設備の過剰管理
・実態に合わない契約内容
などが発生しているケースもあります。
もちろん法定点検は必須ですが、それ以外の業務については定期的な見直しが必要です。
管理内容を整理することで、無駄な費用を削減できる可能性があります。
~ 見直しポイント③ 管理業務を一本化できないか ~
■ 発注先が増えるほど非効率になる
ビル管理では、
・清掃会社
・設備管理会社
・消防設備会社
・植栽管理会社
など、複数の業者へ発注しているケースがあります。
業者が増えるほど、
・スケジュール調整
・報告管理
・契約管理
の手間が増加します。
一括管理が可能なビルメンテナンス会社へ依頼することで、管理効率が向上し、コスト削減につながる場合もあります。
~ コスト削減で失敗するケース ~
■「安さ」だけで業者を選ぶ
管理費を下げたいという気持ちは当然ですが、価格だけで業者を選ぶことはおすすめできません。
極端に安い見積もりの場合、
・作業品質の低下
・人員不足
・対応力不足
などのリスクがあります。
結果としてクレームや設備トラブルが増え、かえって費用がかかることもあります。
~ まとめ ~
ビル管理コストの見直しは、単純な値下げ交渉ではありません。
・現在の契約内容を把握する
・清掃頻度を見直す
・設備管理を適正化する
・管理体制を効率化する
ことで、品質を維持しながらコスト削減を実現できる可能性があります。
建物の状況や利用状況に合わせた管理体制を構築することが、長期的な資産価値向上につながります。
管理コストの適正化をご検討中の方へ
現在の管理費が適正かどうか分からない、コスト削減の余地があるか知りたいという方は、お気軽にご相談ください。
現地調査のうえ、建物に最適な管理プランをご提案いたします。