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花粉症の予防と対策

春です。木々は新芽を出し虫蠢く時期ですが、これからの2ヶ月が一年で最も憂鬱な季節という方も多いのではないでしょうか。今回のテーマは花粉症です。

花粉症とは?
花粉症は、花粉によって生じるアレルギー疾患の総称であり、主にアレルギー性鼻炎とアレルギー性結膜炎が生じます。花粉が鼻に入ると、直後にくしゃみ、鼻汁が生じます。また、花粉の繰り返しの吸入による鼻づまりも引き起こります。春のスギ花粉が有名ですが、秋のブタクサなど花粉の飛散時期は異なりますので、自分のアレルギーの原因物質を知っておくことが大切です。

花粉症の症状
・くしゃみ、鼻水、鼻づまり
・目のかゆみ、涙目、目の充血
・喉のかゆみ
・顔や首の肌荒れ、皮膚炎
・頭痛、倦怠感、熱っぽさ、寒気、イライラ、食欲不振

花粉症の予防
疲労や睡眠不足は、アレルギー反応が起きやすくなります。日頃から栄養バランスがとれた食事、規則正しい生活、十分な睡眠を心がけましょう。食事面で免疫機能の維持や目・鼻の粘膜を保護するためには、大葉や青魚、トマト等の食材を取り入れることが有効です。

花粉の対策
①毛織物のコート(花粉が付着しやすい)は避け、家に入る前は衣服をよくはたく
②帰宅したら手洗い、うがい、洗顔をする
③タバコや過度の飲酒(粘膜を傷つけるため)、精神的ストレスを避ける
④洗濯物や布団は室内干し又は、花粉を落として取りこむ
⑤飛散の多い時期は外出を控え、窓や戸は閉めておく
⑥家の中をよく掃除する
⑦バランスの取れた食事を摂る
⑧ネギ、ニラ、ショウガ、大葉、ウド等を摂る(症状の緩和に効果的)
⑨外出時はマスク・メガネ・つば付帽子等を着用する

春はスギ花粉だけでなく大陸から黄砂が飛んでくる季節でもあります。花粉と黄砂が相まってより強力なアレルギー症状を引き起こすこともあるそうです。目や鼻、喉に異変を感じたら早めに医療機関で診療を受けましょう。初期段階で受診することにより重症化を防ぐことが出来ます。