事後保全は設備に故障や不具合が発生してから対応するので、ランニングコストが少ない反面、機能停止などのリスクが大きくなります。
予防保全は定期メンテナンスを通じて、設備の保全計画を立て、点検、修理、部品交換などを定期的に実行し、継続的かつ安定稼働することに優れた手法です。
設備管理ではいかにして予防保全で対応できる部分を増やすかが大切です。
当社では近年注目の集まるIoT・AIを活用した予知保全も積極的に取り入れています。

設備管理業務は、その複雑さから多くのビルでベテラン従業員に属人化してしまいがちです。
当社では、この属人化を排除するために「標準化」プロセスを日常管理に取り込み、ノウハウの蓄積を共有できるよう実践しています。

電気・空調関係の設備をはじめ、各種ビル設備を運転するためには、それぞれ個々に法定の資格者が必要ですが、当社はスタッフの資格取得にも積極的に取り組んでいます。
近年、ビル設備は複雑に関連し、システム化されています。そのため設備機器全体に対する知識を持ち、コントロールする技能が必要になります。
当社は各設備に対する専門的知識と同時に、設備全般やエネルギーまで網羅する管理能力を持つ経験豊富なスタッフが、お客様の大切な財産であるビルを丁寧に管理します。