株式会社セイビ

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Education セイビの 教育制度

人材育成に対する理念

セイビの事業は「人」によって支えられています。
創業から変わらず「人」を大切にし
人材育成に力を注いできました。
お客様に満足いただけるサービスを
提供するためには人材育成こそが最も重要。
創業以来、代々受け継がれてきたこの理念を
これからも大切にしてまいります。

セイビの人材育成は、社員の「能力開発の取り組み」だけでなく「品質向上の取り組み」や「安全管理の取り組み」を一体として実践していることが特徴です。当社は事業の根幹である品質向上と安全管理の取り組みを人材育成の一環と位置づけて実施してきました。これらの取り組みがセイビの人材育成の柱となっています。

服務心得 ~ セイビの約束

セイビの人材育成の取り組みを支えているものとして社員の「服務心得~セイビの約束」があります。創業60周年の際に作成されたこの心得は人材育成の様々な取り組みを実践する中で私たちが立ち返るべき原点として大切にしているものです。ポケットに収まる冊子として社員みなが携帯しています。

  • 誠 仕事の姿勢
    • お客様のことを
      真剣に考えます。
    • 何事にも誠実に
      取り組みます。
  • 和 人との関わり
    • 人と人との繋がり

      大切にします。
    • よく話し合います。
  • 礼 日々の心構え
    • しっかりと挨拶を
      します。
    • すべてに感謝の
      気持ちを持ちます。

能力開発への取り組み

1研修制度の概要

研修と職務評価
研修制度
職階別研修 評価育成制度のベースとなる「職階」ごとに求められるスキルを身に着けるための研修です。各職階に昇格した際に新任研修を実施することで社員一人ひとりが自らの役割を認識できるようにすることが目的です。
管理職研修 管理職として必要なマネジメントスキルを身に着けるために外部講習を受講します。
従事者研修 ビルメンテナンスに従事する者に求められる法定研修です。各職場を管理する監督者クラス向けに実施するものとその他全ての者向けに実施する従事者研修があります。
新入社員研修・新任者教育 入社時の研修です。
※警備業は新任教育、現任教育
従事者研修

清掃作業従事者、空調給排水管理従事者、水質検査従事者などを対象に行う研修です。当社では実務や安全管理に関する知識・技能だけではなく、マナーやコンプライアンス、コミュニケーションといったサービス業に求められるスキルについても研修プログラムに加えることで建物管理のプロの育成に取り組んでおります。

現任教育

現職の警備員に年度ごとに求められるもので、警備の質を高める技能の向上など、警備のプロとしての質の維持・向上を主な目的としています。

新入社員レポート発表会

新卒採用で入社した社員が「新入社員研修」の成果を報告する発表会です。当社の役員や研修を担当した社員が聞き手として参加しています。それぞれの業務がある中数多くの社員が参加するこの発表会は若手社員を育てたいというセイビ社員の熱意が感じられる行事の一つです。

職務基準

職務基準とは、業務を遂行するために必要なスキル(知識・技能)を定めたものです。全ての職種・階層で職務基準が定められており、従業員は自分の仕事・役割に必要なスキルを知ることができます。また、職務基準に基づく評価を毎年実施することで、今の自分に足りないスキルや今後身に付けるべきスキルを認識でき、次のステップに進むための成長の指針となります。

2本社研修センター

セイビ本社ビルの2階にある研修センターは、様々な清掃資機材やホテルの客室を模した設備を備えており、知識を深め、技術・技能をより高め、心のこもったサービスを提供するための研修の場として、幅広い教育・訓練に対応できる研修施設になっております。また、本研修センターが本社の中にあることにより受講生、講師双方にとっての利便性も高く、充実した研修が実施されています。

3資格取得支援の概要

ビルクリーニング技能士 人材育成の一環として、国家検定資格である「1級ビルクリーニング技能士」取得のため、本社・研修室に十分な練習環境を整備しました。
担当部署が受検スケジュールの管理から技術指導まで手厚くサポートを行い、確実な合格を支援しております。
建築物環境衛生管理技術者 資格取得を目的とした外部講習の受講を推進しています。また、資格を保有している社員が数多く在籍しているため資格取得のための試験を受験する場合でもサポートが充実しております。

品質向上の取り組み

当社において品質とは作業の仕上がりは当然のこと、安全管理やマナー・コンプライアンスも品質の要素であると捉えております。当社では、お客様により安全・安心で快適な環境をお届けするため様々な取り組みを行い品質の向上に努めております。

1教育ツールの活用

ハンドブックの活用

当社は社員の教育ツールとして独自のハンドブックを数多く作成してきました。これらは研修の資料としてだけでなく日常業務の中で振り返ることができるマニュアルとしても活用しています。

  • セイビハンドブック
  • セイビ労働関係ハンドブック
  • 下請取引関係法令ハンドブック
  • 情報セキュリティガイドブック
日めくりカレンダー
日めくりカレンダー

ミーティング時の題材や朝礼での注意喚起にも使用できる当社オリジナルのツールです。安全管理や鍵管理、情報管理、マナー、コンプライアンスなどに関する31の標語を日毎に表示する月間カレンダーです。

各種情報発信

お客様に質の高いサービスを提供するためには様々な分野における最新情報を知っていることも重要です。当社は法務関連の知識を発信するトピックスやデジタル知識を発信するDX通信など様々な情報発信を通じて社員全員の知識向上に取り組んでいます。

2各種インスペクション活動

作業品質インスペクション

清掃作業の仕上がりを点検することで業務全体を改善するための活動です。
エリアや部位ごとに点検・評価を行い、点数評価を行います。改善が必要な箇所には改善指示書を発行し改善⇒再点検を行います。再作業だけではなく、必要に応じて作業のタイミングや方法についても改善が可能か検討を行います。

組織品質インスペクション

業務の全体管理の仕組みを確認するための活動です。労働安全衛生管理や業務仕様管理、鍵管理や情報管理など項目は多岐に亘ります。改善指示があった場合は仕組みを見直すなど、是正をして改善を図ります。

マナーインスペクション

マナー、サービスなどの立ち居振る舞いを全般的に評価し、改善する活動です。
ウオッチング(観察)やヒアリング(聴き取り)を行い作業者の実際のマナー行動やサービス案内などのやり方を評価します。改善が必要な場合はインスペクター(点検者)と現場監督者が協力して対応します。

安全管理の取り組み

当社の提供するサービスにおいては、安全であることが全てに優先されます。この考えの下、当社では様々な安全管理に関する活動に取り組んでおります。

1リスクマネジメントシステム

リスクマネジメント教育

職場や作業に潜む危険有害要因を除去・低減する活動です。当社では2011年から導入しており、リスクマネジメントシステムに基づくリスク低減措置に加え、現場OJTで用いる教育ツールの定期配信や職場の業務監査も行っております。

  • ヒヤリハットシート
  • 安全管理ファイル等帳票

2安全衛生委員会

安全大会
安全大会の様子

当社の安全衛生委員会では様々な安全衛生活動を行っており、その中で大規模な取り組みとして、社内安全大会と協力会社様を含めた安全大会を年2回開催しております。

協力会社情報交換会

協力会社情報交換会は、協力会社の皆さまとともに各職場の労働安全への取り組み状況を確認し、安全に対する意識の啓蒙を行うことで、労働災害の発生を未然に防ぐことを目的としています。

安全衛生職場巡回
安全衛生職場巡回の様子

各職場における安全衛生に関する取り組み状況を確認するために定期的に安全衛生委員会のメンバーが行っている巡回です。各職場の良い取り組みについては安全大会などで社内共有されます。一方、安全衛生に関する不備事項などがあれば改善に向けて指導も行います。